畦屋

はじめまして、畦屋(あぜ屋)と申します。

畦屋は鹿児島・出水(いずみ)で、みかんとお米を作っている農家です。
この地で約70年間農業を営む畦屋は、現在3代目を迎えました。

ここ出水は、毎年1万羽の鶴がシベリアから越冬に訪れる自然豊かな土地です。畦屋の農園のみかん畑は赤土の粘土質の大地で、この土は栄養保持に優れ、柑橘たちにまろやかな甘みと、深みのある香りをもたらしてくれます。

なかでも、畦屋のメイン果樹である「紅甘夏(べにあまなつ)」は、酸味と甘みのバランスがよく、栄養価も高いため、日々の美容と健康習慣に頼りになる力強い果実です。


その他にも、温州みかんや不知火、河内晩柑、晩白柚など多種多様なかんきつ類を育てています。季節の移ろいにあわせて実る柑橘類はどれもそれぞれに特徴があり、美味しい果実です。

そしてもう一つの作物は、お米。品種は鹿児島県産「あきほなみ」です。

「あきほなみ」は、鹿児島県で生まれたブランド米です。南国の太陽と清らかな水に育まれたその粒は、大きくふっくらと炊き上がり、ほどよい粘りと上品な甘みが特長です。

冷めても美味しさが続くため、お弁当やおにぎりにもぴったり。地元鹿児島では、学校給食や飲食店でも広く愛されているお米です。

わたしたちの田んぼでも、自然と向き合いながらていねいに「あきほなみ」を育てています。

ていねいに育てた限定収穫品のお米をぜひご賞味ください。

このように畦屋では、鹿児島・出水の自然のなかで、みかんとお米を育てています。
自然のこえに耳をすませながら、日々の手しごとを積み重ね、家族で力を合わせて、ていねいに作物と向き合っています。

大切にしているのは、育てる時間も、届ける時間も、「思いやりをもち丁寧」であること。

どこかほっとする味わいや、からだがよろこぶ実感を、毎日の食卓にそっとお届けできたらと思っています。

畦屋の果実とお米が、皆さまの暮らしの中で、あたたかくやさしい存在になりますように。
                               <初代からご挨拶>